溶射プロセス設計グループ
・次世代サーマルバリアコーティング技術開発に向けた溶射基礎科学
・飛行及び衝突粒子その場計測技術の開発
・YSZ等超高温セラミックスの大過冷急速凝固技術及び挙動の計測
・基板表面形状の定量化及び接触熱抵抗の計測
・相変態を伴う粒子急速変形挙動の数値解析本研究では、直流プラズマと高周波プラズマを組み合わせたハイブリッドプラズマ溶射法を用い、単一溶射粒子の変形・凝固過程のその場計測及び過冷現象を考慮した溶射プロセスシミュレーションにより溶射プロセスの基礎的理解を深めるとともに、溶射実験的には主としてタービンブレード用超耐熱コーティングシステムの要素開発及び集積化を検討している。特に、プラズマ発生モードを変えることにより傾斜機能化、空孔密度制御、クラック密度制御が可能となる特徴を利用し、熱サイクルに耐える接合強度を得る為の特殊な組織・組成制御多層コーティングを検討している。
ツインハイブリッドプラズマ技術確立による新規耐熱皮膜創製